木彫刻初心者が仏像を彫る

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本格的な彫りの作業開始です

今日から夢地蔵の本格的な彫りの作業に入っていきます。

 

今までが下準備とは言いませんが、ここから大胆に深く彫り進んでいきますので、注意が必要です。

 

大きな失敗をしたら、取り返しのつかない状況にもなりそうですからね。

 

まずは首回りを彫り進めて、夢地蔵の頭部の形を決めていきます。

まずは正面の顎周りから彫っていく

まずは首回りの前の部分、顎のライン辺りを彫り始めます。

 

首周りの下絵を彫ってある夢地蔵

 

現状ではノコギリで入れた切り込みと下絵を丸刀で彫っている状態です。

 

ここから深く彫り進んでいきます。

 

夢地蔵の首周りを彫っていく

 

丸刀を横から入れて彫り込み、深さを出していきます。この時に宝珠のところを彫ってしまわないように注意。

 

宝珠を彫ってしまいそうになったら縦に彫刻刀を入れたりと、彫る方向を変えたりしながら彫っていきます。

 

首周りの下側が彫り終わった夢地蔵

 

そして前部分の左右を深く彫りました。

 

たぶん調整する段階でさらに彫り進めるとは思いますが、今の段階ではかなり深く彫ったかと思います。

 

ただ左顎の部分がちょっと欠けてしまっていますね。

 

ここはこれから削ってしまうので問題はないのですが、あとあとのところで同じミスをしたらまずいので慎重に彫っていかないと。

 

夢地蔵の顎周りを彫るために基準線を引く

 

そして今度は頭部側から彫っていきます。そのために補助線を引いておきます。

 

誤って彫りすぎないために補助線を書きました。まだまだ未熟なのでこういう一手間を惜しまずに作業をしていかないと失敗しちゃいそうですからね。

 

夢地蔵の顎周りを彫り出す

 

そしてこの補助線を基準に私は印刀で削るように彫っていきます。

 

「はじめての仏像彫刻」では平刀で彫るように解説されていますが、私の場合はこちらの方が彫りやすいので。

 

顎のラインを彫り終わった夢地蔵

 

そしてある程度形が出来上がったら、最後に平刀で整えていきました。

 

まだ少し耳の周囲の彫りが浅いようにも見えますが、ここは耳を整形する時に改めて彫る感じで。

 

正面の首周りが彫り終わった夢地蔵

 

療法の顎のラインが彫り終わった段階では、ちょっと肩のラインが膨らみすぎのようにも見えますが、あまり彫りすぎても修正が効かなくなるのでこの辺りで押さえておきます。

 

正面の首周りが彫り終わった夢地蔵の顎のライン

 

まだ宝珠が彫り分けられていませんが、全体のラインが出てきたように思います。

後頭部から襟足を彫っていく

首周りを彫る夢地蔵の背後

 

そして今度は後頭部から襟足にかけてを彫り進めていきます。

 

夢地蔵の後頭部を丸刀彫刻刀で大胆に彫る

 

後頭部はかなり深く彫る予定なので、大きめな丸刀で横から一気に彫っていきます。

 

ざっくり彫れた夢地蔵の後頭部

 

深さがあるのでノコギリを入れてもいいかと思いましたが、ノコギリで切りすぎると取り返しがつかないので今回は丸刀のみで彫っていきました。

 

夢地蔵の襟足を印刀で彫る

 

ここからは印刀や平刀を使って、さらに深く鋭角に彫っていきます。

 

襟足が彫り終わった夢地蔵

 

まずは頭部側の彫りが大体完了。次によだれかけの方を彫り進めていきます。

 

夢地蔵のよだれかけの後ろ側を彫る

 

こちらは平刀で大胆に彫っています。こちらは後で曲面にしていくつもりなので、後々さらに彫っていく予定なので、この段階で深く彫り進んでも、さらに彫っていくつもりなので。

 

この首周りの彫りは、頭部側はやや慎重に、よだれかけ側は大胆に彫っています。

 

もちろん後で修正が効くくらいのマージンは残してあります。

 

後頭部が荒く彫り終わった夢地蔵

 

これで後頭部の彫りもほぼ終わりです。後は本格的に形を作っていく時に整形していきます。

 

首周りが彫り終わった夢地蔵の横顔

 

真横から見るとこんな感じ。

 

後頭部はもう少し下に彫り進んでも良かったかもしれませんね。

 

仕上げ段階で調整しなくちゃいけないかもしれません。

 

これで首周りのの彫りから頭の形に移っていきます。

 

首周りが荒く彫り終わった夢地蔵

 

これくらい彫っていくと、傍から見てもかなりお地蔵様の姿が見えてきたのではないでしょうか。

 

彫っている私も、どんどんと形が出来上がってきていて面白いですね。

 

けれどまだまだ長い道のりが待っています。難しい工程もありますし。

 

しっかりと、落ち着いて、着実に作業を進めていかないといけませんね。

 

 

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