木彫刻初心者が仏像を彫る

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初めての木取り

道具も材料もそろったことで、これから本格的に仏像彫刻に取りかかります。

 

今回、始めての仏像彫りで彫るものは「はじめての仏像彫刻」で解説されているおだまき地蔵。

 

丸くて可愛いお地蔵様です。

 

まず初めに、この前、だいたいの寸法にカットした檜材を木取りしていきたいと思います。

型紙作り

今回、木取りする木材がこちら。

 

仏像彫刻に使う檜材

 

この中から40mm×40mm×60mmの木材を使用して木取りをしていきます。

 

ちなみに木取りとは、素のままの角材をカットして、大まかな形に加工することです。

 

ここでまず木取りに必要な型紙を作っていきます。

 

ここで通常なら紙を使って作っていくのですが、今回は後々の利便性も考えて、クリアファイルで作ることにしました。

 

ちょうど不要になったクリアファイルが何枚かあるので、こちらをバラして使用します。

 

おだまき地蔵の型紙をクリアファイルで作る

 

一枚一枚に分けたクリアファイル。これを「はじめての仏像彫刻」のおだまき地蔵実物大の図面に当てて、油性マジックで写し描きます。

 

それをハサミでカットすれば型紙の完成。

 

これならば丈夫で何回も使え、しかも透明なので下の木材の状態も確認できます。

 

なにぶん初めてなもので、もし不都合があった場合はその都度やり直すとして、今回はこの型紙を使用しておだまき地蔵を彫っていきます。

 

 

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木取り開始

完成したクリアファイル製の型紙を檜材に押し当て、輪郭を写していきます。

 

木取りの時は輪郭だけでも十分なのですが、今回は顔や模様も描き写してみました。

 

檜材におだまき地蔵の下絵を描く

 

試しに2つほど描いてみましたが、微妙ながらも表情が違っていますね。

 

このサイズと削る量からいえば、この状態からすぐに彫刻刀などで削り始めてもいいらしいですが、今回は「はじめての仏像彫刻」で解説されている手順で進めていきたいと思います。

 

ではまず、下絵を描いた木材にノコギリで切り込みを入れていきます。

 

この切り込みは、次の工程で彫刻刀を入れる時の目安やガイドになるものです。

 

木材に描いた下絵を基準に、彫りたい深さを考えてノコギリで切り込みを入れていきます。

 

おだまき地蔵に木取り用の切り込みを入れる

 

で、切り込みを入れ始めたのですが、素材が小さすぎてちょっと大変。

 

もしかしたら角材の状態の時に切り込みを入れて、それから寸法にカットした方が楽だったかも。

 

もうすでに全てのカットが終わってしまっているので、次回からはちょっと考えてみよう。

 

ということで少々苦労しましたが四面すべてに切り込みをいれ終わりました。

 

ここまででちょっと疲れた。

 

けれどせっかくここまで来たので、そのまま彫刻刀で余分な部分を彫っていきます。

 

ということで彫り始めたのですが、早々に問題発生。

 

おだまき地蔵に木取り中に木が欠ける

 

木材が小さすぎることと切り込みの間隔が狭いことから、素材が端から欠けてきてしまいます。

 

単純に、私の彫り方に問題があるのかもしれませんが。

 

寸法的には問題はないのですが、このままいくと必要な部分まで欠けそうな雰囲気。

 

慎重に進めることと、木材が硬めということもあって作業時間がかなり掛かってしまいます。

 

さらに彫り進めていきましたが、このままでは時間が掛かりすぎるし欠けが酷くなってくるしと言うことで一端中断。

 

・・・・・・思案中。

 

・・・・・・

 

考えた結果、このまま進めるよりも不要な部分をノコギリでカットして木取りをした方が早いと結論。

 

切り込みを入れたところを、大胆にノコギリでそぎ落としていきます。

 

するとサイズは小さくなりましたが、ものの5分ほどで作業終了。

 

最初からこうすればよかった。

 

下絵を買きながら作業していた木取りですが、改めておだまき地蔵の絵を描いたのがこちら。

 

木取りが終わり一回り小さくなったおだまき地蔵

 

横には素のままの下絵付き木材を並べて見ましたが、一回り小さくなってしまいましたね。

 

でも十分リカバリー出来る範囲です。

 

やはり実際に作業をやってみると、本とは違うことが出てきますよね。

 

何事も経験経験。

 

ということで木取りの作業は終了。次は八角に彫る作業に移ります。

 

次ページ:おだまき地蔵を八角に彫る 初挑戦

 

 

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