木彫刻初心者が仏像を彫る

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招き猫の造形を彫る

「はじめての仏像彫刻」では便宜上、楕円に彫るということになっていますが、実質的にはここで造形をしっかり作っていくという段階になりそうです。

 

とくに私が彫っている招き猫は、なぜか本の作例とはかなり違う形になってきているのでなおさらです。

 

私も自分が不器用なのは自覚していましたが、なんで本を見ながら同じ型紙で彫っているのに違う形になっていくのは不思議です。

 

とはいえまあそれなりに可愛くなってきている招き猫。ここでさらに可愛らしく彫っていきたいと思います。

手を上げている右前から

まずはデザイン上のポイントとなる右手周辺から彫り進めていきます。

 

これから彫る招き猫の足のライン

 

特に右の胴体から足元にかけてのラインが綺麗に彫れると可愛くなるんではないでしょうか。

 

かなりディフォルメされた体形の招き猫なので、身体のラインにある程度のメリハリを付けないと可愛さが出ないような気がしますね。

 

まずは顔の丸みを作りつつ、胴体周りと足のラインを作っていきます。

 

招き猫の右足を彫り始める

 

ちなみにここの作業も小刀だけで進めています。その割に脚のラインは上手く出てきたかな。

 

ついでに耳も彫ってみましたが、こちらは印刀や平刀、丸刀などの彫刻刀で彫りました。

 

耳は三角形を意識しすぎたせいか、ちょっと機械的な角が出ているような気がします。

 

もう少し丸みを帯びた耳にしたかったのですが、もう修正が難しくなってしまったので、とりあえずはこのままで。

 

手の幅も少し狭くなってしまったので、ちょっと切り分けが分かるように深めに彫りを入れました。

 

大まかに彫った招き猫

 

正面から見ると顔がお饅頭のような形になっています。

 

ここから表情を入れる時に再度彫り込んでいくのですが、かなり大きくふっくらした顔になりましたね。

 

ちょっとデブ猫かも。

 

 

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全体を彫り形を作る

正面がある程度彫り終わって、背中の彫りにすすみます。

 

小刀で招き猫の背中を彫る

 

丸い尻尾を残しながら、背面を彫っていきます。

 

特にアクセントとなる部分は尻尾しかないので、全体を楕円に丸く彫り進みます。

 

長い尻尾もいいかなとは思ったのですが、この体形のネコならやっぱり尻尾は丸かな。

 

こういう広い面を彫り進むには、やはり小刀は便利です。

 

持ちやすく、刃の広い小刀を買ってきて正解でしたね。

 

そしてこの工程の最後に、脚を彫り分けます。

 

招き猫の足を切り分ける

 

これで全体のパーツが切り分けられました。

 

どっしりと座った感じがデブ猫っぽさをいっそう盛り立てているような。

 

荒彫りが終わった招き猫

 

これで招き猫の大まかな姿が完成しました。

 

顔の形がお饅頭なのでドラえもんのイメージが強いですが、これから顔を彫っていくと印象が変わっていくのかな。

 

これからの作業イメージとしては、鼻から上の部分をざっくりと削っていくつもりなので、かなり表情やボリューム感は変わると思うのですが。

 

でもせっかくふくよかな招き猫になっているので、そのイメージは崩さずに彫っていきたいですね。

 

次ページ:招き猫の顔を彫る

 

 

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